その他の投稿⇒逗子 延命寺
神奈川県逗子市にある、延命寺 大師像。
https://moon358.com/2021/02/26/post-1982/
ここの地名「逗子」は、
平安時代に空海(弘法大師)様が当山に立寄り、延命地蔵菩薩安置する厨子を設けられ、住民尊信の的となり、
その後この地が「厨子」と呼ばれ、近年の「逗子」の名前の由来になったと言われています。
その大師像が本堂の左側にあります。
この大師像には、左右に二匹の犬が寄り添っています。
この子たちは、
高野山 総本山金剛峯寺のサイト、高野山御開創①のエピソードにかかれています。
奈良県にて、白黒二匹の犬を連れた狩人に出逢った。
その狩人は、大師の行きたいところを案内させるとその二匹の犬を大師に託したと。
狩人は、高野山におまつりされている狩場明神だったと言われています。
その時の狩場明神様が託した二匹の犬がこの子たちなんですね。
名前は、右の白い犬が四郎、左の黒い犬が九郎、というそうです。
白=しろ=四郎 黒=くろ=九郎 でしょうか?
『弘法大師行状記絵巻』にても、白黒二匹の犬が描かれています。
四郎は阿吽の「阿」ですね。
九郎は「吽」に見えます。
犬が大好きな私にはなんとも胸がいっぱいになりました。
犬好きの方に好評だからか、
社務所には「いぬのきもち」に掲載された記事が紹介されていました。
愛護慰霊碑の記事はこちらご参考ください。
https://moon358.com/2021/02/25/post-1970/
飼っていた子を失う悲しさ辛さはよく解ります。
こんなふうに供養すればこの世を去った後も強い絆で結ばれている気持で過ごせますね。
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