走水神社の続きです。
走水神社本殿の右側へ行くと、
お稲荷さんがあります。その、すぐ左側にも小さな祠が。
この祠は旧別宮で、弟橘媛命に殉じた侍女たちが祀られています。
別宮は、仕事上の人間関係を良くするというご利益があるそうです。
ただ、こちらは旧別宮、で、新しい別宮が本殿の左側に建設されています。
この手前側。
新しい別宮として建設されていますね。
そしてその旧別宮の奥側にはなんとも可愛い水神社があります。
やはり女性向けというかその可愛さに心ときめきます。
走水という地は昔から水と縁が深く、河童が遭難した人を助けたり漁師たちを大漁に導いたりしたそうです。
お稲荷さんの祠も大変美しく、女性的な感じがします。
これだけの祠と境内、どこも大変綺麗に清潔に清掃されていました。
大変なご苦労だと思います。
心より感謝したいです。その気持でお賽銭も置かせて頂きました。
そして・・・
今度は本殿の左の方の小道へ。右手の祠は先程紹介した新別宮です。
新別宮の手前の道上方からの景色。
7月だったので終わりかけでしたがあじさいが咲いていました。
そのまま登ると、明治43年6月5日に建立された弟橘媛命の記念碑があります。
弟橘媛命の今際の御歌が刻まれており
東郷平八郎、伊東祐亨、井上良馨、乃木希典、高崎正風、
上村彦之丞、藤井茂太の7名が発起人となり建立されたそうです。
更に登ると・・・
祠が並んでいます。
祠が3つ。
神明社 (天照大御神 あまてらすおおみかみ)
須賀神社 (須佐之男命 すさのおのみこと)
諏訪神社 (建御名方神 たけみなかたのかみ)
と、三柱の神様が祀られています。
神明社は伊勢山崎に鎮座、 諏訪神社は御所が崎に鎮座、
須賀神社は走水神社にありましたが、
明治18年よりこちらでお祀りしているとのことでした。
早朝でしたので美しい朝日をしばし眺めていました。
高台から観る景色は絵画のようです。
狛犬様も愛らしくて愛嬌のある狛犬様なのですよ。
御朱印やおみくじ、御守のある社務所は9時からで、
私の参詣したのは早朝だったためまだ閉まっていました。
今度は是非社務所にておみくじを引いてきたいと思います。
境内では美しい蝶に会いました。
日本最大のモンキアゲハと思われます。
すごく大きかったです。
この境内の空気を愉しみ生活をしているのでしょうか。
倭健命(ヤマトタケルノミコト)に
生命を捧げた弟橘媛命の物語、参詣していると空気感で伝わって来た感じがします。