鎌倉 建長寺 その4 法堂

続きです。

こちら建長寺法堂の龍雲図を観たくて参拝に来たため、
真っ先に投稿してしまいましたが、龍雲図が天井に描かれているのがこの法堂です。

禅宗以外の寺院の「講堂」に相当する建物が法堂になります。

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法堂 外観

扉はありますが開放されていました。

文化11年(1814年)の上棟、文政8年(1825年)の竣工です。
鎌倉最大級の木造建築で2005年に国重要文化財に指定されました。

海東法窟の額

「海東法窟」は中国の宋から海を渡り仏法が伝えられたという意味で、
西外門の「天下禅林」(1628年(崇禎元年))、同様竹西によって書かれたものとのことです。

本尊千手観音坐像

奥に本尊千手観音坐像を安置されています。

雲龍図

天井画は小泉淳作筆の雲龍図で鏡天井に直接描かれたものではなく、
別に制作された絵を掲げたものです。

釈迦苦行像

手前の釈迦苦行像は
2005年の愛知万博に陳列されたラホール中央博物館所蔵の釈迦苦行像のレプリカで
愛知万博終了後にパキスタンより寄贈され、安置されています。

仏像のお釈迦様はふくよかなイメージですが、
苦行の時はこのように大変お痩せになられていました。

華厳小宝塔

比較的新しく、2009年(平成21年)4月に安置されたものです。

吉田管長の願いにより諏訪の宮大工が製作したもので
建長寺には創建当初より華厳塔が建立されていたものの度重なる火災によって焼失し、
再建されておらず、大華厳塔復興の願いが込められているそうです。

続きます!


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